調査コラム
日本人初、女子テニスでランキング1位となった大坂なおみ選手を記事件数から振り返る
2019年2月4日掲載
女子のテニスシングルスで全豪オープン優勝を果たした大坂なおみ選手。昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝を達成し、これによって世界ランキングの1位となった。日本人初だけでなく、アジア勢で初の快挙だ。
今回は大坂なおみ選手の活躍を記事掲載数から振り返る。後半では、大坂選手の人となりがわかる記事も紹介していきたい。
大坂なおみ選手の新聞・雑誌への掲載件数を調査
国内の記事で取り上げられはじめたのは2014年から
大坂選手は3歳で米国に移住したため、国内の記事で扱われるようになるのは、2014年になってから。2011年の全米オープンの女王、サマンサ・トーサー選手を破る大番狂わせを演じてからだ。この時の大坂選手の年齢は16歳という事で驚きだ。
4大大会に出場しはじめてから記事掲載件数がアップ
その後、大きく扱われ始めるのは2016年から、4大大会に出場しはじめてからだ。掲載記事数は、戦績とおなじく大きな変動がない期間がしばらく続く。
大きく記事件数が上がるのはツアー初優勝、そして全米オープン優勝へ
掲載件数が一段上がるのは、2018年のツアー初優勝だ。その後、ご存知のように全米オープンで優勝し一気に急上昇する事となる。 今回の全豪オープン優勝、世界ランキング1位となった1月~の記事数は集計に入れていないが、スポンサーの株価上昇や「なおみ効果」といった周辺記事も増えていることから、関連記事数は、大坂選手のポテンシャル同様に今後さらに大きく伸びることになるだろう。
これからの成長にますます期待が集まる大坂選手にエールを贈りたい。
大坂選手はどんな選手?人となりがわかる記事をご紹介
-
大坂選手の注目度は日本だけにとどまらない。米国のテニスファンを魅了する大坂選手の秘密に迫った記事
大坂なおみのテニスが人々を魅了するワケ/目の肥えた米国のファンが絶賛(東洋経済オンライン 2018年3月21日)
-
大阪生まれ、住民票は北海道のわけは?
女子テニスツアー初優勝*大坂選手の祖父「愛される選手に」*根室漁協組合長・鉄夫さん*二重国籍*札幌に住民票、東京五輪「日本代表で」(北海道新聞 2018年3月30日)
-
3歳で移住した大坂選手が日本人選手として出場するわけは?
大坂なおみが「日本人」で出場する理由/全豪テニスV(日刊スポーツ 2019年1月27日)
執筆:G-Search編集部
競合調査や市場調査のデスクリサーチに
G-Searchデータベースサービスを活用
競合会社の活動や業界の動向などマーケティングに関わる情報は、新聞記事を使ってリサーチすることができます。専門分野・業界の企業活動や開発トレインドに特化したニュースは入手が難しいものですが、専門紙、業界紙、ビジネス雑誌の情報が収録された新聞・雑誌記事データベースを使うことで、競合他社が取組む開発や営業活動の状況や、自社の重点市場・業界の変遷などをチェックすることができます。
また、専門紙・業界紙の特集記事や連載記事、各業界のキーパーソンへのインタビューやコメントを読むことで、広く業界の動向を知ることもできます。新製品開発や新規市場の調査に関わるデスクリサーチや、効率的な情報収集に新聞・雑誌記事データベースを活用ください。